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日本百観音in東京

    
令和5年4月11日〜19日
    
日本百観音と呼ばれる西国三十三観音、坂東三十三観音、秩父三十四観音、合わせて百の観音さまを1日でお参りできる史上初の大イベント【日本百観音in東京】が東京駅KITTE JPタワーにて開催されました。
  
   
このたび、その百観音お砂踏み会場のBGMに、西照寺寺庭(おくり)の御詠歌奉詠音源を提供させていただきました。
  
  
奉詠曲は、百の札所に伝わる御詠歌と観音和讃、札打和讃など合計110曲!
  
  
1日12時間、毎日流していただき、約5,000人の来場者にお聴きいただきました。
 
   
 
   
御詠歌のメロディをはじめて聴かれた方が多かったですが、
「心地良くお参りできました」
「御詠歌のイメージが明るい感じに変わりました」
「とても癒されました」
というお声を沢山いただけて良かったです。
 
御詠歌初耳の方には、これで御詠歌の印象が決まると思うと、どんなふうに感じられるかドキドキでしたので。
      
   
御詠歌を知っている、習っている方はやはり熱心で、百観音巡拝を終えても
「まだ聴いていたい」と長時間会場に留まってくださったり、質問していただいたり、とてもうれしかったです。
     
それから、お寺さまや参拝の方々に「CDが欲しい」とまでおっしゃっていただき驚きました。
 
  
そして、東京まではるばる来てくれた高校同級生たち、友達、住職と信徒さんたち、先達さんたち、お姉さん、すれ違いで会えなかった方々、本当にありがとうございました。
皆さんの笑顔、うれしい感想や応援に支えられ、うれしかったです!
  
 
つたないお唱えですが、「世の中に御詠歌を広めたい」と願い続けてきましたので、これほどまで大勢の方に「御詠歌」という音楽があることを知っていただき、お聴きいただいている光景を前に、感無量、感動の毎日でした。
 
ご来場いただきました皆々さま、御詠歌をお聴きいただきながらご結縁くださり誠にありがとうございました。
     
   
このたびは、以前より御詠歌巡礼活動をご奨励いただいている西国札所さまだけではなく、坂東札所さまと秩父札所さまよりも御詠歌奉詠のご依頼を賜りまして、大変な重責ではありましたが、謹んで御詠歌を奉詠し、観音さまにお供えさせていただきました。
全札所さまに心より感謝申し上げます。
      
また主催のJTBさまにも、大変お世話になりありがとうございました。
  
 
坂東・秩父全札所の御詠歌を新たに68曲ほど録音することになったとき、録音作業や音声ファイル作成を手伝ってもらえるレコーディングスタジオを探しましたら、なんと車で5分の距離に新しいスタジオ発見!
観音さまに奇跡のようなご縁をいただきました。
   
曲数が多いので何度も通って録音、確認、編集の繰り返し。
限られた時間の中で、自分の今の力で精一杯、心を込めてお唱えいたしました。
    
そしてこれまでに録った音源を合わせて110曲入った音声ファイルが完成し、BGM音源を提供することができました。
 
   
     
いよいよ百観音in東京、東京駅直結のKITTE東京にて開催。
     
とても広い会場でしたが、隅々まで程よい音量で流していただきました。
11日の内覧会から最終日まで、およそ100時間の再生。
百観音さまにも御詠歌の調べが染み込むのではないかと思うほどお聴きいただきました。
     
BGMに関するクレームはなかったようでほっとしました。
 
     
そして先日、大切な音声ファイルが手元に戻り、おかげさまで無事終了いたしました。
  
      
     
百観音さまに奉詠させていただくという尊く有り難いご縁に恵まれたこと、大きなお役目を勤めさせていただけたこと、観音さまのお導きとお守りを感じます。
 
これから少しずつですが、百観音さまへお礼参りに伺いたいと思います。
   
    
御礼と報告の記事、長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。