御詠歌(ごえいか)教室の ご案内

 

悩み苦しみから救われ

心に光があふれる日本の伝統芸能

 

1400年の古寺で学ぶ ご詠歌教室

 

   

   ━━ お知らせ━━

このたび文化庁の「伝統文化親子教室事業」に採択していただき「愛西ご詠歌親子教室」を開催する運びとなりました!

 ・令和5年7月より開講  

 ・居住地問いません

 ・受講費無料

この機会に癒しの「ご詠歌」を体験してみませんか?

詳細はこちらをご覧ください

ご詠歌を始めませんか?

 

・心が癒される趣味を探している方

 

伝統文化や和のお稽古にひかれる方

 

・音楽を聴くこと歌うことが好きな方

 

・仏教行事や霊場巡拝に興味がある方、参加したい方

 

・心のよりどころを求めている方、内面を磨きたい方

 

 

西照寺ご詠歌教室はこのような方々にピッタリおすすめの習い事です。

仏さまの御前で心のやすらぎを感じながら、ご詠歌をお唱えする悦びを体感していただけます。

密厳流の御詠歌

      

御詠歌とは、どなたでも唱えることができる仏教音楽です。

古来より詠い継がれていますが、江戸時代には霊場を巡りながらお唱えした「巡礼歌」が盛んにお唱えされるようになり、今に伝わります。
御詠歌には五七五七七の和歌に曲をつけた「詠歌」、七五調、五七調の歌に曲をつけた「和讃」、詠歌と和讃を組み合わせたものがあります。

こうした御詠歌をお唱えすることで、仏さまの教えや徳が身につき、安らかな心になります。

また、亡き人の供養のために捧げる御詠歌もあります。
御詠歌をお唱えするということは、仏さまの教えを実践していることにもなりますから、苦しい時の心の支えになり、また、ともに唱える仲間と集うことで励みにもなります。
真言宗智山派の御詠歌を「密厳流(みつごんりゅう)」といいます。

(密厳流遍照講のページより)

ご詠歌教室と活動

    

ご詠歌は古来より伝承されたきた日本の伝統芸能。

和の調べは耳に優しくどこかなつかしく、心を穏やかに癒してくれます。

このご詠歌の良さやお唱えする悦びを体感していただけるように、西照寺では様々な活動をおこなっています。

年齢や音楽経験は不問、どなたでも参加できます。

 

ご詠歌の

つどい

月2回 聴くだけの参加も大歓迎 見学随時可

お寺行事のほか各種講座・イベントなど

入門クラス

月2回~ 詠唱の基本を細かく丁寧に勉強

個人・少人数レッスン 検定試験あり 出張可

中級クラス

月1回~ 入門クラス終了者

行事参加 検定試験希望制

霊場巡礼

グループ

西国三十三所、新四国八十八ヶ所など各霊場巡拝

お御堂で勤行ご詠歌奉詠

ご詠歌発信

布教活動

ご詠歌を多くの人に知ってもらい

後世に伝え継ぐための活動

生徒のみなさまのご感想

    

・毎月2回、ご詠歌のつどいに参加しています。2時間ほど仏さまの前に座らせていただくだけでも、心が軽くなり、気持ちよく、ただただありがたいのです。これからも先生や仲間の皆さんとご詠歌のお勉強を続けていきたいです。(Yさんより)

 

・過去のことや日ごろの生活でざわざわしている自分の気持ちが、お大師さまのお膝元でお仲間とお勤めしてご詠歌のお稽古をすると、落ち着いてほっとします。私にとってはうれしい時間、楽しみに何年も通っています。一歩ずつ精進して、自分が変わってきたことを実感しています。(Sさんより)

 

・練習の時、自宅でご詠歌を聴く時、私はいつも亡き母が聴いてくれていると思います。それと車を出す前にご詠歌を聴いて心を落ち着かせ、「南無大師遍照金剛」と手を合わせて安全を祈っています。(Kさんより)


・お稽古に通い始めて数年になります。ご詠歌の魅力は、独特の節と美しい言葉に触れられるところです。そして、昔からたくさんの人がお唱えしていたのだなぁと思うと、励まされるような勇気づけられるような気持ちになります。お唱えしている時、心が落ち着いて穏やかになります。(Mさんより)


・習い始めて10年以上になりますが、毎回初心を忘れず一からのつもりで教えてもらっています。西照寺さんにお参りすると、コロナ禍でも元気をもらえて明るくなります。(Eさんより)


・西照寺さんの御開帳の行事に伺った際、ステキな音色の鈴を鳴らして歌っている方々を拝見しました。その優しい響きに魅了され、私も鳴らしてみたいと思ったのがきっかけです。友達と2人で一緒にお稽古に通っています。実際にやってみると、鈴と鉦と歌、バラバラに同時進行なので結構むずかしいですが、だんだんと慣れてきたように思います。頭の体操になります。(Mさんより)

 

・ご詠歌教室は私にとり自分を高める場です。覚えることがいっぱい。なかなか上手くいかない時もありますが、お唱えすることが楽しみです。先生や気の合う仲間とご詠歌巡礼することもすごくありがたくて楽しいです。(Mさんより)

住職・寺庭婦人からのメッセージ

          

「仏教音楽」と聞くと、暗くて難しそうな印象を持ち、自分には関係ないと思われる方も大勢おられるでしょう。


たしかに昔から人が亡くなったときや法事・お盆行事などで、亡き人にご詠歌を捧げる風習が日本各地であり、そういった時の曲は物悲しい曲調が多いと思います。

   

ほかの伝統芸能と同じように、ご詠歌も師範による口伝稽古と自身での反復練習が必要ですので、短期間でマスターできるものでもありません。

  

しかしながら、密厳流御詠歌は五線譜が読めない方でもお唱えできるように、独特の記号で記されていますので、誰もがその記号を覚えることからのスタートです。

   

当寺は年齢や宗旨宗派は問わず、やる気のある方ならどなたでも入門していただけます。

    

 

また、すべての人は遠い遠いご先祖さまからつながって、この世に命をいただいています。親先祖のいない人は1人もいません。

    

命をいただいたご先祖さまに感謝をして供養を施すことは、自身がかけがえのない大切な存在であることに気付き、精一杯生きる気持ちにつながります。

    

密厳流御詠歌には、慰霊・供養の歌と感謝・信心の歌、どちらも様々な曲があります。

もちろんお釈迦さま・観音さま・弘法大師さま・・・を讃える曲も数多く伝承されています。

   

皆さん、ぜひご一緒にご詠歌を学び、ご先祖さま仏さまに感謝と祈りの調べを届けましょう。


   

きっと心が満たされ、安心と勇気が湧いてくるでしょう。

   

そしてどなたも明るく前向きに過ごされ、限りある命を自分らしく輝かせていただきたいと願っています。