令和5年7月10日（月）
西国霊場第32番 繖山観音正寺さまへ、聖徳太子1400年御遠忌慶賛 秘仏千手観世音菩薩 御閉扉法要にお参りさせていただきました。
古文書によると、7月10日は世界中の観音さまが繖山（きぬがさやま）に集まる大功徳日とのこと！
信徒さん達とお山に到着すると、空にも周囲にも沢山の観音さまがいらっしゃるような、安心の空気に包まれていました。
そして心配した大雨予報はどこへやら。
予定通り本堂前で採燈大護摩供が奉修され、そのあと法要でした。
今回は住職と寺庭の2人で御詠歌隊です。
なんと、御本尊さまの真正面で！
大きな千手観音さまがずっと見てくださっている。
ありがたすぎて恐縮しつつ、でも精一杯を尽くしお唱え奉りました。
奉詠曲は3曲。
『日本とスペインの聖地巡礼道友好提携を記念しての御詠歌』
『四恩和讃』
『観音正寺の御詠歌』
御詠歌を奉詠している間に、43年ぶりによみがえった千手観世音菩薩と毘沙門天、不動明王、三尊の御厨子扉が閉じられました。
重要な役目を滞りなく勤め終えることができてほっとしました。
お任せくださった観音正寺岡村御山主さまに心より感謝申し上げます。
寺族さま、職員さまにもお世話になりありがとうございました。
当日お会いした皆さま、御詠歌を聴いた感想を教えてくださった方々、ご縁をいただきありがとうございました。
この御閉扉法要の様子がYouTubeにアップされています。
ぜひご覧ください。
「観音正寺 秘仏千手観世音菩薩 御開帳閉扉法要」
撮影編集:玄兎堂
秘仏千手観世音菩薩三尊の御厨子は御本尊のさらに後ろ側なので、御詠歌の声が届くかどうかわかりませんでしたが、、、
大丈夫でした。
御詠歌の調べも御厨子の中におさまった感じがします。
33年後の御開帳に、またお参りできますように。
これからも御詠歌を広め、次世代に伝承できるよう精進いたします。
