文化庁の伝統文化親子教室事業
今年度は「御詠歌と浴衣の着付け」を企画し、8月中に6回の教室を無事に開催することができました。
自分で浴衣を着て帯結びも挑戦!
納得いくまで何度もやり直したり、お家でも練習したそうで、
子どもたちもひとりで浴衣を着れるようになりました。
御詠歌は入門の曲と難しい御詠歌にチャレンジ!
みなさんどんどん吸収され、習得が早くて感動しました。
それまで言葉すら聞いたこともなかったという御詠歌を
「歌いやすい」「けっこう気に入ってる」と取り組んでもらえてとてもうれしかったです。
浴衣を着てのお稽古は、立ち座りの所作やお行儀を気にすることにつながり、一石三鳥以上の効果があったと思います。
「浴衣も御詠歌も習えて充実した夏休みになった」
「まったく未知の御詠歌を知ることができて良かった」
「ゆかたを着れるようになってうれしい」
「御詠歌を家でも歌っている」
「家族で参加させてもらい良い思い出になりました」
など感想を教えてくださり、みなさんとのご縁やご協力に感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に予定していた発表会は、このたびの台風による大雨のため残念ながら中止にいたしました。
また別の機会に発表できたらと思います。
この伝統文化体験が、子どもたちの心の片隅にでも残ってくれると幸いです。
祈りと学びの小さな古寺
鳳凰山西照寺